漢方薬と糖尿病について
漢方薬では、直接血糖値を下げるという処方はありません。ですが糖尿病を起こす原因の一つである肥満に対しての処方や、糖尿病によって起こる痛みや神経の障害に対しての処方、合併症予防のための処方が行われています。
漢方薬の選び方
- 牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)
下半身のしびれ、尿の多い人に良いとされています。
- 桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)
上記に加え、更に冷えが強い場合に良いと言われています。
- 芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)
西洋薬を含め、『こむらがえり』のもっともポピュラーな漢方薬です。
- 抑肝散(よくかんさん)
イライラのある人に良いと言われています。
たけおクリニックでは、漢方薬だけでなく、食事療法・運動療法・必要があれば西洋薬を加え、きちんとした病気の管理を行っています。その過程には減量の指導や合併症の管理、そして自覚症状の改善に積極的に漢方薬を用い、より良い生活の維持にためのご相談を行っています。