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ドクターコラム

第15回西南部臨床糖尿病研究会に関して

最近、コラムの掲載が滞っておりまして、誠に申し訳ありませんでした。

おうちのドクター院長の黒澤です。

 


先日、10月18日土曜日に、

第15回西南部臨床糖尿病研究会を開催させていただきました。

こちら研究会は、当院開設時より多くの方々にご協力いただきながら、

毎年1回開催させていただいております。

 


今年も、以下の名立たる御施設をはじめとする糖尿病診療の経験豊富な医療従事者の方々に

ご参加いただきまして、心より感謝申し上げます。

 


慶應義塾大学病院 様

防衛医科大学病院 様

河北総合病院 様

下北沢病院 様

東京都立多摩北部医療センター 様

関東中央病院 様

日本大学病院 様

順天堂大学医学部附属順天堂医院 様

日本赤十字社医療センター 様

東京科学大学病院 様

日本大学医学部附属板橋病院 様

森下記念病院 様

海老名総合病院 様

平塚市民病院 様

平塚共済病院 様           他多数

 

 

 

毎年、研究会を開催させていただくと、糖尿病診療における悩みや、

解決方法を様々な御施設の方々とディスカッションさせていただき、身の引き締まる思いを改めて実感致します。

来年も第16回を開催出来るように努力して参りますので、今後ともよろしくお願い致します。

 


そして、私の担当のコラムは、2025年はこれが最後になります。

今年も1年間大変お世話になりまして、誠にありがとうございました。

来年2026年も何卒よろしくお願い致します。

皆様、よいお年をお迎えください。

                   

おうちのドクター院長 黒澤秀章 

 

 

 

 

 

「どうでしょう?禁煙外来」

こんにちは🌸

早いもので年内最後のクリニック通信となります😊

今年も1年大変お世話になりました。

2026年も、皆さまにとって身近でほっと安心を感じていただけるような診療を心がけていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 

今年最後は、禁煙外来のご案内です。

かつての日本では、場所を問わず常に誰かしらが喫煙をしているのが当たり前の状態でした。

1990年代ごろまでは、病院の診察室にも灰皿が常備されており、喫煙しながら診察を行うドクターも多かったとのこと!!!

いまでは到底考えられない光景ですね😲

 

喫煙は言わずもがな、がんや脳卒中、肺気腫、結核などの呼吸器疾患をはじめ虚血心疾患や歯周病、糖尿病、認知症等、全身のありとあらゆる病気と関連しているといわれています。

受動喫煙に関しても同様です。

 

因みに日本での喫煙による年間死亡者数は、12~13万人にも上り、そのなかでも肺がんでの死亡が大部分を占めているといわれています。

 

これだけの健康被害が取り沙汰されているのにも関わらず、依然喫煙人口が多い要因のひとつとしてニコチン依存症が挙げられます。

ニコチンはなんとヘロインやコカインよりも依存性が高いといわれています。

依存性形成の機序としては、喫煙によりニコチンが脳内のニコチン受容体に結合し、ドーパミンが放出されることで、快感を自覚する、そして再度快感を得たいがために喫煙を繰り返すようになります。

次第に喫煙していない時間帯にイライラや集中力低下、頭痛などの離脱症状が出現するようになり、タバコが片時も手放せない状態になってしまう→これがまさしくニコチン依存症です。

 

禁煙外来では、お薬を使ってこれらのニコチン離脱症状を緩和して、なるべく患者さんに無理がないように禁煙へ辿り着くことを目標としています。

 

注)保険適応は以下4条件を満たしている場合に限ります。

  該当しない場合は自費診療となります。

 

①ニコチン依存についてのスクリーニングテストの結果が5点以上

②直ちに禁煙希望あり

③35歳以上→プリングマン指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)≧200 

 *35歳未満は問わない

④初めて禁煙外来を受ける、あるいは前回禁煙外来初回日より1年以上経過している。

 

 

処方薬は、バレニクリン(チャンピックスニコチンパッチ(ニコチネルTTSの2種類です。

 

バレニクリンは、脳内のニコチン受容体にニコチンの代わりに作用し少量のドーパミンを放出することで離脱症状をやわらげ、次第に喫煙をしなくても平気な状態になっていくことが期待できるお薬です。

一方で嘔気や頭痛、抑うつ等の副作用が起こる可能性もあり、特にメンタル疾患を有する患者さんの服用に関しては要注意です!

 

ニコチンパッチは、喫煙の代わりに皮膚からニコチンを吸収させることで禁煙効果をもたらす、いわばニコチン置換療法です。

副作用は皮膚炎や不眠、頭痛等であり、多汗、皮膚疾患がある方に関しては使用しづらいお薬です。

さらに心血管疾患で治療中の方は使用禁忌です!!!

 

より確実に禁煙効果が得られる薬剤というとやはりバレニクリンに軍配が上がります。

 

同剤は2021年以降、発がん性物質である不純物の検出を理由に全世界で出荷停止となり、長らく禁煙外来はニコチンパッチ一択の状態でしたが、服薬の安全性が確認されたとして2025年10月30日よりようやく出荷再開され、当院でも処方可能となりました!

 

喫煙はわたしたちが予防できる最大の死亡要因といわれています。

 

ご自身および身近な方の健康を守るためにも、禁煙ぜひチャレンジしてみませんか?

 

おうちのドクター医師 田中紗代子

 

 

過去記事はこちらか

●2025年11月5日「CKDについて語る」(田中先生)

●2025年10月1日[もしもたんぱく尿が出たら、](田中先生)

●2025年8月27日「とある日の症例から」(田中先生)

●2025年7月15日「更年期は男性にも」(田中先生)

●2025年6月11日「たかが、ではなく、されど」(田中先生)

●2025年5月29日「年1回の健康診断に関して」(黒澤先生)

●2025年5月7日「ダイエット外来もやっています♪」(田中先生)

●2025年4月2日「あのワクチンも定期接種へ!」(田中先生)

●2025年3月31日「さんちゃ会」第3弾に関して(黒澤先生)

●2025年2月26日 「女子の大敵 膀胱炎!」(田中先生)

●2025年2月12日 日本総合健診医学会 第53回大会のシンポジウムにて発表させていただきました(黒澤先生)

●2025年1月22日 「胃腸、つかれてませんか?」(田中先生)

●2025年1月9日 「地域医療における当院の役割に関して」(黒澤先生)

●2024年12月10日 「頻尿を制する」(田中医師)

●2024年11月29日 さんちゃ会第2回開催のご報告

●2024年11月6日 「ワクチン接種で冬支度」(田中医師)

●2024年10月29日 甲状腺とは ~その4(甲状腺の主な抗体検査)~(竹尾医師)

●2024年10月23日 糖尿病患者さんのかかりつけ医としての役割に関して(黒澤医師)

●2024年10月2日 「血糖の乱高下で悩んでいるあなたへ)(田中医師)

●2024年9月25日 甲状腺とは ~その3(甲状腺の主な検査)~(竹尾医師)

●2024年9月18日 糖尿病患者さんの採血と食後高血糖に関して(黒澤医師)

●2024年8月27日 「食後のだるさは●●●が原因だった・・・?)(田中医師)

●2024年8月21日 甲状腺とは ~その2(甲状腺の主な病気)~(竹尾医師)

●2024年8月7日 糖尿病患者さんの血糖値に関して ~高血糖と低血糖~(黒澤医師)

●2024年7月16日 更年期障害と思ったら(田中医師)

●2024年7月9日 甲状腺とは ~その1~(竹尾医師)

●2024年7月2日 初めて糖尿病を指摘された患者さんに関して(黒澤医師)

●2024年6月25日 糖尿病治療新時代の幕開けか~アウィクリ🄬(週に1回のインスリン)承認~(竹尾医師)

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