ドクターコラム
「たかが、ではなく、されど」
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病態 |
原因 |
症状 |
便 |
治療 |
弛緩性便秘 |
大腸の運動↓腸内で便が多量に停滞
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食物繊維不足 腹筋力↓ 刺激性下剤の 長期服用 |
腹部の張り腹痛ないことが多い |
硬くて太いころころ |
食物繊維・水分摂取 運動
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痙攣性便秘 |
大腸が過剰に収縮し、便が適切に運ばれない |
ストレスによる 自律神経の乱れ |
便秘と下痢繰り返す強い腹痛 |
硬くて ころころ |
水溶性食物繊維 (海藻やこんにゃく等)が有効 不溶性食物繊維 (ごぼう等)は症状 悪化させるため 摂りすぎに注意 |
直腸性便秘 |
腸の蠕動運動は正常だが、出口付近で便が詰まる |
便意を我慢する、ウォシュレット使用者、寝たきりの高齢者→便意のセンサーが作動しない |
残便感
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非常に硬い |
とにかく便を我慢しない ウォシュレット控える 正しいいきみ方の習得 排便反射を促す坐薬や 浣腸の使用 |
年1回の健康診断に関して
おうちのドクター院長の黒澤秀章(くろさわひであき)です。
今回は、
書かせていただきます。
『健康診断と言われても、
病院やクリニックに通っているから、
健康診断は受けなくても、大丈夫じゃないの??』
と、よく患者さんから御意見をいただきます。
例えば、
糖尿病患者さんは、毎回採血と検尿を受けていただいておりますので、
確かに採血と検尿で把握できる異常に関しては、
日々確認することは出来ます。
しかし、
健康診断には、採血と検尿以外に、
心電図や、胸部レントゲン、便潜血などの検査も含まれていることがあります。
心電図で、不整脈や、狭心症などが見つかったり、
胸部レントゲンで、肺がんが見つかったり、
便潜血で、大腸がんが見つかったり
することもあります。
そのため、当院通院中の患者様には、
年1回は、会社での健康診断、もしくは、区役所からの健康診断を受けていただく様に、
説明をしております。
もちろん、
当院でも健康診断の対応をしております。
事前予約制となりますので、
是非お気軽にお問い合わせください。
当院は、
どの時間帯でも糖尿病専門医が診察対応致しますので、
健康診断の結果などで、
血糖値でご心配なことがありましたら、
おうちのドクター院長 黒澤秀章
過去記事はこちらか
●2025年5月7日「ダイエット外来もやっています♪」(田中先生)
●2025年4月2日「あのワクチンも定期接種へ!」(田中先生)
●2025年3月31日「さんちゃ会」第3弾に関して(黒澤先生)
●2025年2月26日 「女子の大敵 膀胱炎!」(田中先生)
●2025年2月12日 日本総合健診医学会 第53回大会のシンポジウムにて発表させていただきました(黒澤先生)
●2025年1月22日 「胃腸、つかれてませんか?」(田中先生)
●2025年1月9日 「地域医療における当院の役割に関して」(黒澤先生)
●2024年11月6日 「ワクチン接種で冬支度」(田中医師)
●2024年10月29日 甲状腺とは ~その4(甲状腺の主な抗体検査)~(竹尾医師)
●2024年10月23日 糖尿病患者さんのかかりつけ医としての役割に関して(黒澤医師)
●2024年10月2日 「血糖の乱高下で悩んでいるあなたへ)(田中医師)
●2024年9月25日 甲状腺とは ~その3(甲状腺の主な検査)~(竹尾医師)
●2024年9月18日 糖尿病患者さんの採血と食後高血糖に関して(黒澤医師)
●2024年8月27日 「食後のだるさは●●●が原因だった・・・?)(田中医師)
●2024年8月21日 甲状腺とは ~その2(甲状腺の主な病気)~(竹尾医師)
●2024年8月7日 糖尿病患者さんの血糖値に関して ~高血糖と低血糖~(黒澤医師)